最近、アルバイトやパートタイマーなどを数多く抱えている
企業からの問合せや相談が非常に多くなってきています。
そんな中今日も、アルバイト就業規則の整備を進めている
都内の会社に訪問してきました。
この会社は現在アルバイトを数百名ほど抱えており
経営の屋台骨をアルバイトに負っているというのが現状です。
小売業や飲食業などの業界では、アルバイトやパートタイマーといった
非正規社員の存在が前提で経営が成立しているところがほとんどです。
ビジネスモデルが構造的にそうである以上仕方ありませんが、
アルバイトを多く雇入れている業態の会社では、やはりそれなりの
労務管理が必要になってきます。
アルバイトなどの非正規社員であっても「労働者」であることには変わりありません。
労働者である以上、法律で定められたそれなりの権利や利益保護が
図られることになります。
アルバイトと会社の間起きる労務トラブルの大半は、
管理者側の知識の欠如か当事者の感情的な対応に
起因しているようにも見受けられます。
また、アルバイトに働いてもらう上で最低限の社内ルールが
整備されていないことも大きな要因だと思います。
比較的安価な人件費のアルバイトを活用することは
会社にとって大きなメリットとなります。
しかし、メリットだけに傾倒して無秩序・無法地帯を招いてしまっては、
会社にとって後々大きな問題が起きる可能性も高くなってしまいます。
非正規社員に係わる労務トラブルは年々増加の一途を
辿ってますが、今一度アルバイトの労務管理を見直してみては
いかがでしょうか。。