2009年1月 のアーカイブ

本気度

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2009年1月29日


今日は朝からずっと曇り空で寒い一日でした。

そんな中、午後から人事制度設計の支援をしている

会社を2件訪問。

今日訪問した2社とも、正社員の人事制度だけでなく

パートタイマーの人事制度も設計しています。

会社にとっては、たとえパートタイマーであっても業績に

貢献してくれる貴重な戦力であることに変わりありません。

ある社長は、人事制度を作っていく作業と平行して

パート社員との「未来面談」を始めてくれました。

本音のコミュニケーションを通して、パート社員一人ひとりの

将来像や未来目標を丁寧に聞き出してくれています。

また、真剣に話を聞いてくれる社長とのやり取りの中で

パート社員も真剣に話してくれるとのことです。

やる気と熱意をもつパート社員については、これからはどんどん

正社員として登用する機会を与えるから、頑張って欲しいという

メッセージを社長自ら伝えてくれています。

そのためにも、基準となる人事制度は必要です。

その社長はこうも言っていました。

一人ひとりとの面談は、それこそ時間と労力はかかる。

しかし、それだけの価値はあるし、やらなければいけないことだと。

本気度



この話を聞いて社長の従業員に対する想いがひしひと伝わってきました。

従業員に対する想いとは、すなわち経営に対する想いに他なりません。

従業員の幸福と会社の業績の総量を増やすことができる

人事制度を一緒に作っていきたいと思います。

残念!

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2009年1月28日


今夜の日本代表の試合は生中継なし!

非常にがっくりですショック!


どうやら放映権料で折り合いがつかず

10年ぶりに地上波・衛生ともに生中継なしとのこと。。


ワールドカップ最終予選がある年にもかかわらず

代表戦が放送されないのはとても残念です。


日本代表の放映権料は、ゴールデンタイムの場合で1億円が

相場といわれているらしいですが、今回は海外の代理店が

法外な放映権料を要求してきたみたいですね。

まぁ日本のテレビ局も今回ばかりは、時間帯や対戦相手の

レベルなどいろいろ要素を考慮した結果、異例の生中継なしに

踏み切ったのでしょう。

このブログ書き終わった頃に試合始まるだろうなぁ。

普段テレビはあまりみないので、せめてサッカーくらいは

観たかったです。。

なにはともあれ・・Forza Samurai Blueアップ

ユリウス・カエサルにみるリーダーの条件②

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2009年1月26日


前回お話したリーダーの資質についての続きです。

 

イタリアの高校の歴史教科書には次のように

書かれています。

指導者に求められる資質は、次の5つである

 

○知性

○説得力

○肉体上の耐久力

○自己制御の能力

○持続する意志


「カエサルだけが、このすべてを持っていた」

 

カエサルがいかに凄いリーダーだったか

もう少し書いてみたいと思います。

○知性

知識や教養はもちろん、多くの人間が見たいと欲する現実しか

見ようとしない中で、見たくない現実までをも見据える能力を持ち、

見据えた後で、それがどの方向に向かうのが最良の道であるかも

理解してこそ真の知性と呼べるものである。

(塩野七生/ローマから日本が見えるより)

カエサルは、共和制ローマ末期の人ですが、もはや元老院による

統治システム(共和政)が制度疲労を迎え、限界であることを悟り

新しい統治システム(帝政)を見据えて元老院体制と戦った人物です。

 

このカエサルの知性によって、大きな転換を迎えたローマですが

それが最良な選択であったことは、後世の歴史が証明しています。

○説得力

説得力については、前回もお話しましたが

自分の考えを他人に伝え、理解させ、人を動かす能力です。

 

文章であれ演説であれ、人を動かすことができなければ

リーダーとして失格です。

カエサルは、この点でも最高のリーダーでした。

○肉体上の耐久力

目的を達成するためには、何よりもまず健康でなくてはなりません。

カエサルは、それこそ暗殺されるまで病気知らずでした。

 

またガリア戦役では、常に戦の連続ですが

常に先頭に立って馬を走らせていました。

○自己制御の能力

自己制御とは、自制心でもあります。

どんなに成功しても浮かれることなく、また失敗しても

落胆することもありません。嫉妬や怒りとも無縁であり

自らの感情をコントロールする。

 

感情的になったり、自分を見失うことがあっては

リーダーたるもの部下の求心力は得られません。

また、敵であっても許してしまうカエサルは、

偉大な「寛容さ」も持ち合わせていました。

カエサルの寛容さを伝えるこんなエピソードがあります。

 

ポンペイウスとの決戦を控え、ルビコン川を渡る前、

ガリア戦役を通してずっとカエサルの右腕であった

ラビエヌスという武将がポンペイウス側に寝返ったときも

カエサルは、彼の荷物を丁寧に送ってあげました。

 

大事な右腕を失ってもカエサルは、その寛容さを

忘れませんでした。

○持続する意志

目的達成のために何が必要で、どう行動すればいいか

理解し、必ず実行する。

 

そして、どんなに窮地に陥っても決して諦めず最後まで

やり抜く強い意志

 

暗殺という悲劇により、志半ばで彼の夢は絶たれてしまいますが、

彼の一貫した理念と行動力は決して揺らぐことはありませんでした。

 

これは、後にローマ帝国の初代皇帝となるアウグストゥスを

自らの後継者に指名したことでもはっきりとしています。

イタリアの教科書にあるようなリーダーとはかくあるべきと

いうのは簡単ですが、現実的にかなりハードルは高いですね。

 

ただ、「リーダー」を図る指標としては、まずもって

正確なモノサシでもあると思います。

 

また、人の上に立つべき人として、これらの資質を少しでも

持ち合わせている人は、目的達成の可能性が高くなると思います。

たいそれた大風呂敷を拡げるつもりはありませんが、

自分もこうした資質をもてるよう精進したいと思います。

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ユリウス・カエサルにみるリーダーの条件

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2009年1月24日


今さらながらですが、今週はオバマ大統領の就任式がありましたね。

これで、アメリカは民主党による新体制に移りました。

アメリカが国際社会で再びリーダーシップを発揮できるか、

困難が多い「今という時代」を再生できるか・・まさに全世界が

注目した就任演説でした。

巷では、オバマさんの演説集などがかなり売れているらしく

改めて、言葉のもつ意味と重要さが注目されています。

僕は、オバマ大統領のこれまでの演説や就任プロセスを

見ながら、ふとイタリアの学校の教科書の話を思い出しました。

イタリアの学校の教科書では、指導者に求められる5つの

資質について、次のように取り上げています。

「指導者に求められる資質は次の5つである」

 

①知性 ②説得力 ③肉体上の耐久力

④自己制御の能力 ⑤持続する意志


「カエサルだけが、このすべてをもっていた」と。。



僕自身、歴史やローマ時代の話が好きなので

これまでもたくさんの歴史の本を読んできました。

その中で、歴史上最も優れたリーダーは誰かと問われれば

いつも真っ先に思い浮かぶのがこのユリウス・カエサルです。

ガリア戦記をはじめ、カエサルに関する伝説やエピソードを

目にするたびに、この人はほんとすごいなぁ・・・・

と、2000年の時を超えて感嘆させられます。

自分の軍団の部下は常にボスについていきます状態にさせて・・

敵さえも味方に引き入れることなんて朝飯前だったカエサルは、

まさに説得力=コミュニケーションの達人でした。

オバマ大統領の演説は、非常に説得力があると言われていますので

リーダーに必要な資質のうち、説得力は及第点かもしれませんね。

今後は、これ以外の資質にも注目していきたいですね。

カエサルと残りの4つの資質については、また次回お話します。。

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雇用調整

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2009年1月22日


今日は、かなり久しぶりに1日社内で内勤です。

外では、雨が降ってとても寒く感じます。

普段は、外で人と会っていることがどうしても多くなるので、

こういう予定を入れない日を意識的に作ることも大事ですね。

さて、そんな中、日に日に雇用調整の相談も多くなってきました。

最近の景気後退の波が、中小企業にもじわじわとそして確実に

押し寄せていることを示しています。

経営的観点から企業の人事・労務のアドバイスを行う社労士として

会社存続のため、現実問題として時には辛いアドバイスをせざるを

得ないときもあります。

が、社労士はあくまで外部の人間

当事者である経営者はもっと辛い・・

しかし、このような問題は、外部・内部といった別なく

そこを汲み取った上で、最適な助言ができなければならない

そんなことをいつも心にとめています。

あらためて、社労士としての仕事の重要性を痛切に

思い知る毎日です。

習慣化

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2009年1月20日


先週の土曜は、今年最初のフットサルでした。

今年こそウルトラ・ビギナークラスでの優勝が目標です。

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そんなフットサルですが気付いたら今年でなんと

7年目に突入です。

確か社労士試験を受けた2003年に結成したのですが

多分、誰も7年も続くとは思ってなかった・・と思います。。

でも気が付いたら続いてることっていいなと

最近思うようになりました。

なんていうか確実に習慣になったって感じです。

もちろんサッカーが好きという理由もありますが

多分それだけではないように思います。

ちょっとした目標設定、仲間、身体感覚の覚醒

体力の維持・増進・・・

続けることで何かしら気付く変化や身についた味

というものを感じるようになりました。

この気付いたら続いているっていう感覚は

仕事でも大いに役立つものだと思います。

効率化のためにちょっと違うことを取り入れてみたり・・

自らの習慣を変えようと思って何かに取組んだり

中には、三日坊主で終わってしまう場合もある思いますが

何かしら習慣化されて残るものもあるはずです。

自分自身のフットサル経験の例で考えてみた結果

何かを習慣化するためのKFSはズバリ

①ほんのちょっとした目標を立ててみる

②自分レベルでの小さい成果を実感する

③同じ価値観や習慣を持つ仲間を持つ

例えば語学や習い事なんかそうですし

ビジネススキルやマネジメント学習にも

当てはめて考えることができると思います。

これらがいい循環で周り始めれば、習慣化の

チャンス大。

最初から絶対継続してやる~って意気込んでも

多分ダメなんでしょうね。

ほんの些細な意識からはじめてみて

あれ、もしかしてこれって・・・てな具合に

なってきたらいい流れですね。

最初は小さかったサイクルが段々大きくなり

成果も大きくなってくると思います。

今年は、フットサル以外にビジネス支援となるような

習慣を発掘したいものです。

熱きマインド

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2009年1月17日


先日ある方のご紹介で、非常に刺激的な

経営者に出会うことができました。

創業間もないこともあってこれまで役員だけで

経営してきたのですが、近く従業員を採用したい

ということでご相談を受けました。

従業員を雇入れるというこなので、保険関係の話が

中心かなというイメージでいたのですがこれがまったくのはずれ。。

いわゆるアウトソーシング系の話ではなく、思いっきり

人事コンサルの話で盛り上がってしまいました。

その社長は、組織における人の重要さを知っていたのです。

でなければ、組織が小さいうちから経営的な視点で

人事戦略を見据え、自社のメッセージとして従業員に

発信していきたいなんて絶対口にできません。

また一人非常に高いマインドと熱いハートを持った

経営者にお会いすることができ本当に嬉しい限りです。

自らの知識と経験、そして同じく熱いマインドで

全力で支援していきたい・・心からそう思いました。

そんなこんなで最近少しお気に入りのお店がこれ。

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外苑前駅のすぐ裏にある蟹料理専門店

「蟹漁師の家」の蟹卵チャーハンです。

お客さんの帰りに良く立ち寄るのですが

昼時はいつもいつも本当に混んでます。。

写真は大盛り

正直すごいボリュームですが味・価格ともに

ファンになってしまいました。

また次行くのが、今から楽しみです。

食いしん坊社労士かも・・

郷愁の1曲

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2009年1月13日


メディアからは毎日相も変わらず悲観的な

ニュースが報じられています。

しかし、毎度のことながらマスコミの論調だけに

拠った視野の狭い思考に陥らないように注意しないと

だめですね。

そんなこんなで今日も午後からお客様を2件訪問。

そこで、あるお客様から今年は会社の人事政策を

全般的に見直したいという申し出をいただきました。

ヒアリングしながら、覚悟にも似たパワーを

ひしひしと感じることができました。

今年1年の大きなプロジェクトになりそうです。

そんな高いテンションで事務所に戻って仕事を

してますが、今日はこの曲がよく響いてきます。

Andrea Bocelli/Con te Partiro

イタリアのオペラティック・ポップ歌手

アンドレア・ボチェッリの「コン・テ・パルティーロ」

タイトルと歌詞を英語に替えたサラ・ブライトマンの

「Time to say goodbye」としても有名です。

多分一度は耳にしたことがある有名な曲です。

クラシカルでオペラ的、そして「旅立ちや郷愁」を

喚起させる曲ですが昔から妙にテンションがあがる1曲です。

さてそろそろ帰ります・・。

今年の目標

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2009年1月7日


1月6日、新年2日目の業務も終了です。

神田界隈もいつもの活気ある表情に戻ってました。

年末から考えていた今年の目標もほぼ決まり

あとは実行あるのみといった感じです。

今年は目標(アクションプラン)を体系的に細かく

打ち立ててみました。

すべて実現できれば今よりもう少し成長した

自分が待っている・・といった嬉しい内容です。

さて、そんな目標のひとつに今夏富士登山を計画しています。

以前もブログで書きましたが、高校生の時に登って以来なので

およそ18年ぶりになります。

高校生のときは、若く体力もあったのでさくさく登れましたが

35歳という年齢で高校生のときのように苦も無く登れるか

今から少しばかり心配です。

そこで、富士山制覇(結果目標)を実現するために

日頃より基礎体力のトレーニングをしていこうと思います。

最後まで登りきるという結果目標を達成するために

必要な取組み(プロセス目標)は何か?

具体的には

①とにかく歩く、または自転車に乗る(脚力)

②駅の階段を1段抜かしで登る(これは今でもやってます・脚力)

③ジムに通う(筋力)

④標高の小さい山で登山の練習をする(山道に慣れる)

高校時代の感覚で適当に臨んだら途中で棄権・・

なんてこともあるかもしれませんからできる範囲で

準備をして挑戦したいと思います。

また、昨年から知人に「来年は富士山に登るぞ~」なんて

自ら宣言がてら話をしていたら、是非一緒に登りたいと言って

くれる人もちらほらですが出てきてます。

なので、今年の夏はそんな仲間たちとちょっとした

思い出を作れるよう頑張っていきたいたいと思います。

2009年始動

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2009年1月5日


皆さん明けましておめでございます。

今年もよろしくお願いいたします。

さて、2009年も今日から本格的にスタートです。

昨年の1月から始めたブログですが、更新頻度や内容は

グダグダでしたがなんとか1年間続けられました。

今年もその時々に思ったことや感じたことなどを中心に

何よりもマイペースに継続していきたいと思っています。

今日は仕事始めということもあり、毎年お馴染みの

浅草寺にお参りに行ってきました。初詣はここ6年ほど、ずっと浅草寺です。

開業前にお世話になった社労士事務所が浅草だっということもあり

浅草寺にお参りに行くようになったのですが、なんていうかそれ以外にも

妙にしっくりくるという感覚もあります。

そんなことを思っていろいろ調べてみたところ、なぜ浅草寺に惹かれるのか

その理由らしきものを見つけてしまいました。

浅草寺は、観音菩薩を本尊とする都内最古の寺院のようです。

それを知って、以前ある占い師さんに霊視してもらったことがあるのですが

そのとき「あなたには観音菩薩像の御加護が見える」と告げられたのを思い出しました。

なるほど・・・だから妙にしっくりくるんだなぁと思わず納得してしまいました。

この2月で開業3年目に突入しますが、今年は、いろんな意味でも

勝負の年だと思っています。

ずばり今年のテーマは、「行動に裏打ちされた結果を出す」

「最大の敵は、己の中にいる」を肝に銘じて、日々精進していきたいと思います。