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量から質へ~次なるもの

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2009年4月18日


仕事は、その質から頭脳を使って無から有を考えるクリエイティブなものと、

予め結果が用意された決まったパターンを処理する定型業務に大きくわけられる。

人事や労務のコンサルティングは、とても幅広く、明確な答えがないものも

多いため、やはり知識集約的でクリエイティブの部類に入るだろう。

とはいえ、クリエイティブな仕事といってもそれが同じような仕事の繰り返しに

なれば、答えが用意されている単なる定型業務になってしまい、クリエイティブ

な仕事であるとはとても呼べない。

ゆえに、クリエイティブであり続けることは、あくなき向上心と現状に満足せず

自らに対して常にこれでいいのかという問いかけをする努力・姿勢が要求される。

また、クリエイティブな仕事には、「発想」や「着眼点」が必要不可欠であるが

こうしたものは、四六時中、都合よく訪れるものではない。

しかし、確実にいえることは、膨大な量の仕事、与えられた仕事を

ひとつひとつ確実に、そして丁寧に向き合いながらこなしていくことで

「次なるもの」が見えてくるということだ。

次から次へと目の前にある仕事をこなしていくことで

気付いたり、発見できる「次なるもの」が必ずあるはずだ。

量から質へ

仕事の量は、「経験」といってもいい。

経験がない状態で「質」を求めても、おそらく相当の天才でない限り

上手くいかないか、上手くいったとしても長くは続かないような気がする。

量をこなすことで、できることが増え、さらには

自分の本当にやりたいことが見えてくることもある。

クリエイティブにこだわり、質の高い仕事を追及するのであれば

日々の仕事と格闘しながらこなし続けることが最適かもしれない。

目の前にある仕事にこそ、大切なヒントがあったりもする。

だから、手を抜かず、毎回真剣勝負でやっていきたい。。

仕事とは、きっとそんなものだと思う。