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仕事とはスペクタクルである

カテゴリー: つれづれ

2010年5月22日


4年に1度のワールドカップが近づいてきて
若干落ち着かなくなってきた今日この頃です。

サッカーを愛する身としては、本当に楽しみで
スペクタクルな1か月が幕を開けようとしています。

そう、スペクタクル。

この言葉を耳にすると、元日本代表のオシム監督の
インタビューを思い出します。

「あの大舞台は、一瞬一瞬がスペクタクルであった」

これは、その昔、オシム監督がオーストリアのシュトゥルム・グラーツという
クラブを率いていたときに、自身初となるチャンピオンズリーグの大舞台に
出場したときの感想です。

スペクタクルとは、壮大さ、華やかな儀式、壮観といった
意味ですが、「震え」や「感動」といってもいいと思います。

実は、この感覚は仕事でも同じだと思います。

自分の仕事、役割において、自分にとってのスペクタクルを
感じる場面が必ず訪れるものです。

しかし、より正確にいうならば、スペクタクルは、誰でも感じるチャンスはあるが、
誰にでも訪れるわけではないということです。

なぜなら、スペクタクルに遭遇するには、それ相応の努力と
持続する意思が絶対的に不可欠だからです。

恐らく、自分に与えられた職務を適当にやっている限り、
スペクタクルなんて感じることさえできないんじゃないかなぁ。

人によって何をスペクタルと感じるかは違うと思いますが、
感動や震えを覚えるような仕事をするということでは同じです。

仕事というフィールドを通じて到達するスペクタクルとは、
おそらく何にも優る最高の報酬だと思います。

オシム監督の言葉は、なんとなく自分にはそう響きました。

というわけで、来月はサッカーネタに偏りそうな感じです。。

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