先日、ある会社の人事制度の考課者説明会に行ってきました。
半年位かけて設計してきた人事制度ですが全体リリース前に
1次考課者と2次考課者を集めての説明会でした。
従業員100名弱の会社で、考課者の人数はおよそ10人。
考課者の皆さんには真剣な表情で話を聞いてもらえました。
自分が下す評価が部下の給与や賞与に影響する以上
考課者の責任は重大です。皆さんからは考課者研修さながらの
質問が相次ぎました。
皆さんとやりとりしていてふと、この会社は人事制度が上手く
運用できそうだなと直感的に感じました。
これまで人事制度の説明会は何度も立ち会ってきましたが
最初の説明会、それもマネジャー層向け説明会の雰囲気で
なんとなくですが人事制度が上手く浸透する会社とそうでない
会社の違いを感じることができるようになりました。
制度が上手く浸透する会社では、マネジャー層の意識というか
制度への理解がとりわけ高いと思います。
・なんのために人事制度を導入するのか
・どういう効果を期待するのか
この部分を明確にイメージできている評価者が多い会社ほど
人事制度は上手く機能するように思います。
この空気もなんとなくですが考課者からの質問でだいたいわかります。
いよいよ来月は、考課者研修会です。
皆さんの真剣に取組む表情が今から想像できるのが何よりの楽しみです。
期待を裏切らないように精一杯頑張りたいと思います。