今という時代だからこそ・・

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2009年2月9日


今日は雨こそ降りませんでしたが

曇り空でとても寒い一日でした。

そんな中、今日は来週人事制度と就業規則の

説明会を行う会社で事前打合せに行ってきました。

「社長の想い」がぎっしり詰まった制度ですので

上手く運用して是非とも成果を上げて欲しいと思います。

話変わって、今年に入り大手企業の最終損益赤字の

報道が連日伝えられています。

今回の不況で製造業関連のサプライチェーン全般において

大きな打撃を受けていますが、改めて日本の製造業の裾野の

広さを感じます。

過去に例をみないほどの急激な外部環境の変化は、

企業の存続に係わる本質的な問題を突きつけます。

通常のリセッションであれば生産調整と雇用調整の間には

多少のタイムラグがありますが、今回はほぼ同時進行です。

こうした厳しい状況の中で、企業はどうすべきか。。

こんな時代だからこそ、今一度の自社の強みを

再度徹底的に認識することが必要だと思います。

現状分析で捉えた自社の弱みを克服するのではなく、

内部環境の強みと外部環境の機会に着目し、そこで

考えられるビジネス機会を実現するために自社の経営

資源の選択と集中を図っていく。

恐らく、今後は企業の大小を問わずドラスティックな

再編劇や淘汰が予想されます。。

これからのリーダーには、『今日』という時代から導き出される

先見性を持った強力なビジョンを示し、周りの人たちを牽引

していくことがますます求められます。

現在の状況を大きな転換点として、環境に適応できる

企業だけが生き残れる・・・そんな時代なのでしょう。